2008年08月30日

北野武×ビートたけし

幸運に巡りあえるのは、「俺は他人と違う」とか言ってる奴なんかじゃなくて、もっと普通の人間、一般常識の中に埋もれちゃってるような奴だっておいらは思ってる。 だって、一般常識の中に身を置こうとする努力してるのは、バネを押してるようなものなんだよ。物理学の反作用と同じで、飛び出すエネルギーをためているような状態。 おいらだってそうだった。 とにかくみんな知ってる通り、世間の常識や躾にうるさい家で、もうぐんぐん押し付けられてるような状態だった。 だからポーンと弾けたとたんに、言っちゃいけないことまで言えたんだね。 言っちゃいけないことがなぜ言えるかというと、それは「言っちゃいけない」という常識をよく知ってるからだよ。それを知らなければ、スレスレの位置関係はわからないから。一時期、不条理劇なんてのがもてはやされた時代もあったけど、条理があるから不条理があるんだよ。 戦後の日本人はどうもそのあたりを勘違いしているような気がする。 個性豊かにとか、人と違うことをやろうとかね。 そういうのが実は一番つまらない奴だってことに、どうして気が付かないんだろう。 常識も常識、偉大なる常識人こそが一番危ない人間なんだって。

本悪口の技術
posted by BB at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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